はー。。。

明日だ。いよいよ明日稽古だ。
結構、二週間くらい間が空いたんだよね。
ハッタリをかまさんといかん。

お前に足りないのはハッタリ

もしお前が誰の前でも今みたいにぐにゃぐにゃに
ダメなとこをあからさまに見せて、
その気はないとしても、同情を誘うような態度で
花を生けてるなら、もしそうなら、それは即刻やめるべきだ。
今すぐやめろ。

そういう気持ちは作品にどうしたって出るんだよ
「どうして自信なさそうにするの」なんていわれてたらダメなんだよ
もう花を見る以前に、３を観て、花なんて見る気ないだろうよ。
そんな態度の人がいけた花が良いわけがないじゃん。

世の名作が何故素晴らしいと言われるか分かるか？
ピカソの絵、勢いがあるよね
「この素晴らしさが解らないなら死ね」くらいの勢いで描いてるよ。
ゴッホが「これみんなどう思うかな」とか思いながらヒマワリ描いたと思うか？

そーいうもんだろうよ。
全く同じ、一つも違わない作品を、
「これどうですか？」ってナヨナヨしてる奴と
「これいいでしょ、わかんないの？バカ？」って推してくる奴と、
どっちが評価されるかっていったら、後者だよ。
全く同じ作品でも、だ。

人は弱さは求めないよ。
繊細な作品っていのは弱い作品ってことじゃないよ
繊細な中にあるその人の世界観が評価されてんだろ。
繊細さは求める人がいるかもしれないけど、
弱さは誰も求めない。

だから弱さを出すな。絶対にだ。
特に同じ花を媒体として表現している人たちが集まる教室で
ずっとそんな態度でいるなら、誰もお前の作品を凄いと思わない。
煮詰まってて可哀想だなとしか思わない。
同情されんな。なめられる余地を与えるな。
ハッタリだ。
自分の作品に悪いところがあるって解ってても
「どうだ！」って顔しとけ。
「すげーだろ、まぁここは悪いかもしんないけど
　それよりここが素晴らしいだろ」って顔しとけ。

そしたら『ここをこうすればもっと良いところが伸びたよ』って講評されるだろ。
それでお前は新しい知識を覚えるんだ。
そしたらお前は「わかった、そこはもう覚えた、次観てろ」って思え。
「いつかみてろ」って思え。
怒りすら感じる勢いが、良い作品に繋げてくれる場合もある。

ハッタリを続けろ。そしたらそのハッタリが自分になる。
嘘だったものが、本当になる。



てことを。夜中の2時まで語ってくれたんだ。

帰る間際に「俺自身にも言ってた」って♂ﾀﾝは言ってた。
そうなのです。♂ﾀﾝも、本当は、普通の人なら流せるような言葉に
やたら傷ついてたりするような、３のような、軟弱人間なのです。
それを、訓練して、強くみせて、強くなってたのです。

だから頑張らないといかんのです。
ゴミみたいな作品になっても笑ってないといかんのです。

がんばるのです。


あ、あと。
引越し先のマンション、みつけたです。
これについては、また後日。